NPO法人 Fukui Science Education Academy

教材開発

@ 微小ビーズ球を用いる摩擦のない力学実験装置

A 水レンズ顕微鏡

B 塩とかき氷・魔法を  用いる人工雪生成実験  装置

C 水プリズム分光器

フォトエンス

写真コンテスト

写真で捕らえる身近な物理
現象のテキスト






教材開発科学実験教材の開発等を通して科学教育振興をおこなう。


・NPOふくい科学学園の実験教室では、実験道具はできるだけ身近なものを使用するようにしています。高価な市販の理科実験器具を用いるのではなく、身のまわりの材料や道具をできるだけ利用し、お金をかけずに、楽しい実験を行おうとしています。

このような実験の方が、むしろ子どもたちの好奇心を刺激します。また、このような教育によってこそ、子どもたちの創造力を養うことができます。

・NPOふくい科学学園では常に教材開発を意識しており、通常のアオッサ実験教室においてもできるだけ新しく考案した教材を使用するように努めています。これまで開発した教材で代表的なものを挙げておきます

@微小ビーズ球を用いる摩擦のない力学実験装置
特許第5257879号
 
プラスチック製ビーズ球の利用分子間力や
静電気力で表面に付着し、回転する。


PKゲームにもなる


 

 まさつのない実験装置
 特許第5257879号

 A水レンズ顕微鏡
  




 リングに水を入れる




      LEDで照明をする






水レンズ顕微鏡で撮影した写真

B塩とかき氷・魔法瓶を用いる人工雪生成実験


人工雪生成装置


北陸地方の自然雪を観察しているところ
(局所冷却法による観察)


自然雪の顕微鏡写真
 
黒い紙の上の星状結晶
 
黒テープの上の六角結晶
 
タンポポの毛にできた樹枝状結晶


魔法瓶の中タンポポの毛に作った人工

(広幅六花の結晶)

C 水プリズム分光器
  



注射器で飽和食塩水を水プリズムの中に入れているとこ




蛍光灯の光を手作り分光器に入れて、光のスペクトルを
見ているところ




水プリズムを通してみた蛍光灯のスリットの像;“光のスペクトル”

フォトエンス

「写真でとらえる身近な科学現象」“フォトエンス”

日常経験する身近な現象の中には、教科書で学ぶようないろいろな科学現象、たとえば、「光の直進」、「光

の屈折」、「水面の波」などが、美しく、また面白い形で現れることがしばしばあります。また、光の性質をうま

く使った室内装飾なども見られます。それらを写真でとらえ、教材として実際に授業の中で使うことは大変効

果的です。最近のディジタルカメラの性能向上と入手しやすい価格のおかげで、それが容易にできるように

なりました。科学的に面白い写真は、芸術的にも価値が高いことが多く、一般の人の趣味として、このような

視点で写真撮影することを広めたいと思います。この種の写真はこれまでの“科学写真”にくらべると、もっと

気楽に撮れる写真であり、これを“フォトエンス”と名付けます。ふくい科学学園では24年2月に写真コンスト

「写真でとらえる身近な科学現象(福井県福祉協議会助成事業)を実施して好評を得ましたが、近い将来、

フォトサイエンスのコンテストを開催する予定です。


h26.5.28 撮影              
     


h26.5.5 撮影


H26.5.29 撮影