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ふくい科学学園 NPO法人 Fukui Science Education Academy

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 写真コンテスト

 高校生グループコンテスト

講演会

 H24.11.10講演会

 H25.11.16 講演会

写真教室

今までに受けた助成金

今までに掲載された新聞記事等


事業報告

令和5年度年度事業報告
<NPOふくい科学学園令和5年度活動報告>(R5.4.1~R6..3.31)
?三谷市民文化振興財団助成金事業:   課題「雪の結晶を“福井の教育・観光・高齢者生きがい”に」
(事業実施期間:令和5年1月10日〜令和5年12月10日、第1回〜第10回は令和4年度事業として自慰し、
それについては前年度の総会で報告しています)

第11回:(開催日時:令和5年12月6日(水)10:00〜12:00)、開催場所:福井市越廼中学校
参加人数:14名(中学生4名、福井大学生4名、教職員6名、テーマ「雪の結晶観察」
第12回:(開催日時:令和5年12月7日(水)9:40〜11:40)、開催場所:福井市越廼小学校
参加人数:28名(小学生16名、福井大学生4名、教職員8名、テーマ「雪の結晶観察」

2)まごころ基金助成事業: 課題「雪の結晶で高齢者と児童をつなぐ」
第1回:(開催日時:令和6年1月20日(土)10:00〜12:00)、開催場所:福井市東郷公民館
参加人数:10名(児童3名、高齢者4名、大人3名)
第2回:(開催日時:令和6年1月27日(土)13:30〜15:30)、開催場所:福井市湊公民館
参加人数:18名(児童9名、高齢者8名、大人1名)
第3回:(開催日時:令和6年2月10日(土)10:00〜12:00)、開催場所:福井市松本公民館
参加人数:8名(児童3名、高齢者1名、大人4名)
第4回:(開催日時:令和6年3月20日(水)10:00〜12:00)、開催場所:福井市、よろず茶屋越廼、
    参加人数:10名(児童0名、高齢者9名、大人1名)
なお、この事業では、手作りの簡易ルーペ顕微鏡(50台)を参加者にプレゼントしました。
3)その他の実験教室等
・福井新聞文化センター実験教室、開催日時:令和5年7月30日(日) 10:00〜12:00、
     テーマ「磁石の世界」 (一般募集の小学4年生〜6年生、13名が参加)
・広島県安芸高田市高宮町B & G 海洋センター主催“なつやすみ教室”の中で実験教室を実施、
開催日時:令和5年8月24日(木)・25日(金)、10:00〜12:00
テーマ「磁石の実験」、一般募集の小学4年生〜6年生、15名が参加)
・子どもゆめ基金助成事業(国立青少年教育振興機構)として、「古民家で楽しい科学実験」を実施、
開催日時:令和5年9月23日(土)・24日(日)10:00〜17:00
開催場所:広島県安芸高田市高宮町佐々部、野部会館と周辺の古民家
 実験内容:A会場:面白い空気砲とシャボン玉の実験、B会場:美しい光の実験、
C会場:摩擦の無い装置で運動の実験、
(小・中学生の募集定員40名に対して、58名が参加、大人の参加人数は52名)
・広島市子ども文化科学館、「大人の科学談話室」において「雪の結晶〜人工雪の研究」を担当
開催日時:令和6年1月8日(月)14:00〜16:00、一般募集の大人30名が参加

3)教材開発の成果
@人工雪生成実験において、雪の結晶の基本形である“角板結晶(正六角形)”が高い確率で出来る条件
を見出し、まごころ基金実験教室等で活用しました。これによれば、角板結晶を作った後、人工雪生成容器の
外部から

水蒸気をさらに供給することで、雪の結晶が正六角形から、より複雑な形に変化する過程をつぶさに観察するこ
とが出来、人工雪生成実験の教育的価値が格段に高まりました。(スライドで説明)


A数年前から開発していた、安価な簡易ルーペ顕微鏡に関して、100円ショップで性能の良い“マクロレンズ”が
入手できるようになり、これを倍率約15倍のルーペとして利用できることが分りました(市販の15倍ルーペは1600
円と高価)。これによって、簡易ルーペ顕微鏡セットの全材料費を1500円程度に収めることが出来、

令和5年度事業では、全100台を制作し、参加者にプレゼントしました。この簡易ルーペ顕微鏡では、目で試料
の拡大像を確認した後、スマホ台にスマホ(タブレットも)をのせて、簡単に顕微鏡像を撮影できるのが特徴で
す。スマホの拡大機能を用いれば、この顕微鏡は最大倍率で約40倍として働き、雪結晶の見ならず、草花や
虫の観察に活用でき、今後一般に普及させたいと考えています。(スライドで説明)


B古い顕微鏡のレンズ(対物レンズ、接眼レンズ)のみを活用し、手作り顕微鏡(倍率約150倍)を 数台製
作しました。この装置にも、スマホやタブレットが簡単に取り付けられ、容易に顕微鏡写真撮影ができます。今
後、水中微生物(プランクトン等)の観察に威力を発揮すると考えられます。(スライドで説明)


4)新聞掲載
 ・令和5年8月24日(木)の中国新聞に記事「科学の楽しさ実験で伝えたい」が掲載されました。これは
  広島県安芸高田市で行った子どもゆめ基金助成事業「古民家で楽しい科学実験」に関して、当地の新聞

  (中国新聞)に取材依頼を行って実現したものです。
 

6)会員数: 29名 (1名 退会)
当NPO設立以来の会員であり、かついろいろご支援を頂いた 中嶋行雄 様(大阪府高槻市在住)は昨年12
月に他界されました。心から哀悼の意を表します。亡くなられる前に、中嶋様から、本NPOに対して多額のご寄
付(5万円)があったことを付記させて頂きます。


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