平成28年度事業報告 |
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<28年度事業報告> 1.NTTドコモ市民活動助成事業「青少年(弱者)のための科学実験教育モデル事業」(28年9月より1年間) <事業の背景・目的> NPOふくい科学学園は平成21年に設立され、主に小学校高学年を対象に体験型実験教室を開催してき た。一方、平成24年度には知的障がい児童・生徒をサポートする団体と協働で、イベント「体で科学を感じよう!」を実施した。これは、現在特別支援学校や、特別支援学級のカリキュラムに理科実験は入っていないこと、また、障がい児の父兄の気持ちとして、これら児童にも科学実験を体験させたいとの思いがあったためである。 今回の事業では科学実験が、スポーツ、絵画、音楽などと同様に、障がい児童や不登校児童等にとって有効な教育的手段であると考え、これを実証する。 <事業報告> (平成28年9月〜29年5月 現在) (I):実験教室 (不登校児対象:3回、 知的障がい児対象:3回、合計6回) ・9月21日(水)、10:00〜12:00、13:15〜14:15、 第1回 「光の実験」 (鯖江市チャイルドセンター) ・11月1日(火)、10:00〜12:00(小学部)、13:20〜15:00(中学部) 第2回 「まさつのない装置を使った運動の実験」 (福井大学附属特別支援学校) ・12月20日(火)、10:15〜11:45 ![]() 第3回 「まさつのない装置を使った運動の実験」 (大野市フレッシュハウス) ・1月21日(土)、9:00〜12:00 第4回「シャボン玉と人工雪の実験」 (一般募集:福井大学附属特別支援学校) ・2月1日(水)、10:00〜11:30 ![]() 第5回 「静電気の実験」 (鯖江市チャイルドセンター)・ ・5月2日(火) 9:45〜11:45 (小学部・中学部・高等部) 第6回 「空気の実験」 (福井大学附属特別支援学校) 参加人数 第1回:小学生4名、中学生5名 合計 9名 第2回:小学生17名、中学生17名、 保護者5名 合計39名 第3回:小学生 1名、中学生 3名 合計 4名 第4回:小学生20名、中学生 5名、 保護者16名 合計41名 第5回:小学生 6名、中学生 2名 合計 8名 第6回:小学生17名、中学生18名、高校生25名、保護者2名 合計62名 (総合計:163名) (II):実験検討会議 (ふくい科学学園スタッフが参加) ・9月 6日(火)13:30〜15:00: 事業全体の実験内容に関して検討 (アオッサ7階706室) ・9月19日(月)13:30〜15:30: 第1回実験教室の内容検討・準備 (ふくい科学学園事務局) ・10月27日(木)13:30〜16:00:第2回実験教室の内容検討・準備 (ふくい科学学園事務局) ・1月18日(水)13:30〜16:00: 第4回実験教室の内容検討・準備 (ふくい科学学園事務局) ・4月27日(火)13:30〜16:30: 第5回実験教室の内容検討・準備 (ふくい科学学園事務局) (III):全体会議 (全体会議委員) ・10月6日(木)、13:30〜15:00 事業の全体計画 (アオッサ7階706室) ・5月11日(木)、13:30〜15:00 事業の中間評価 (ハピリン4階研修室) 2.その他の実験教室 A「サイエンスメイト@」(福井県芦原青少年の家):9月17日(土) 9:00〜12:00 「摩擦のない装置を使った運動の実験 」 加総人数 7名 B「わくわく理科ランド」(坂井市理科部会): 8月5日 9:00〜12:00 「見るカメラを作ろう」 参加総人数 60名 C 山間部の小学校で雪の実験 大野市立上庄小学校 参加人数 50名 広島県安芸高田市立船佐小学校 参加人数 15名 D 高齢者のための科学実験 「シャボン玉の実験・人工雪の実験」、社会福祉法人 藤島会 3月24日(金) 14:00〜15:00、 参加人数 20名 実験教室総合計:11回 開催 、参加人数総合計: 315名 3.教材開発(実験教室で利用) @ 微小ビーズを用いる摩擦のない装置の軽量化実現 A シャボン玉の実験 B 空気砲の実験 4.情報発信 ・ホームページで報告(1日平均10名訪問、平成26年5月開設、現在カウント14000) ・Facebook を開始 (28年?より、1記事にリーチ約100名) |