令和2年度年度事業報告 |
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<令和2年度の事業報告> 1.日本郵便年賀寄付金配分事業 (助成金額 47 万円) テーマ:「 中山間地における自然環境を生かした青少年のための科学教育推進プロジェクト」 (令和 2 年度は 主に、 雪の結晶写真展と冬季に自然雪の結晶観察会を行 いました 雪の結晶写真展 1)5 月 19 日 6 月 30 日 、開催場所:福井銀行田原町支店 2)7 月 2 8 日〜 8 月 2 7 日、開催場所:広島県安芸高田市高宮町 、田園パラッツオ 3)1 0 月 1 日〜 1 0 月 1 4 日、開催場所:福井市総合ボランティアセンター 4)10 月 15 日 (木 、開催場所: ハピテラス (福井市駅前にぎわい交流広場 5)11 月 14 日 (土 ・ 15 日 (日 、開催場所:ショッピングセンター ベル(福井市) 6)1 月 18 日〜 31 日、開催場所:勝山市公民館 7)1 月 29 日・ 30 日、開催場所: パークホテル九頭竜(九頭竜スキー場隣 設) 8)2 月 17 日(水)、開催場所:池田小学校(福井県今立郡池田町) 9)1 月 30 日〜 3 月 24 日、開催場所:国立三瓶青少年交流の家 (島根県太田市 * 写真展9においては、 先方に 写真 を 送り展示 を依頼 、 当施設の F acebook 1 月 29 日に掲載 。 (添付資料: 勝山公民館 で の写真展 の様子 、および雪の結晶写真集 雪の結晶観察会 1)1 月 23 日(土)・ 24 日(日)、開催場所、勝山市公民館 2)1 月 29 日 (金 ・ 30 日 (土 、開催場所: パークホテル九頭竜(九頭竜スキー場隣 設) 3)2 月 17 日(水)、開催場所:池田小学校(福井県今立郡池田町) 1 限目と 2 限目を使って、 1 年生か ら6年生まで、クラスごとに順番に観察を行った。 (添付資料:池田小学校での実験教室 の様子とアンケート結果 、および児童が観察した 6 種類の装置 令和 2 年度の 事業成果に基づき、本年度(令和 3 年)も助成金を受け ている 。 これまで、北海道を除いて、雪の結晶の顕微鏡観察は殆ど行われていなかったが、我々が開発し た方法により、福井県や広島県の中山間地で美しい雪の結晶観察ができるようにな り、 降雪のあ る中山間地のどこでも同様な実験方法で雪の結晶が観察できる可能性が広がった。また、アンケ ートなどから、実際に雪の結晶観察が児童に大きな感動と喜びを与えていることが確認できた。 2.北陸労働金庫助成金事業(助成金額: 30 万円) テーマ:「摩擦のない装置で“楽しく力学を学ぶ”プロジェクト」 (微小ビーズを用いる摩擦のない装置の普及を 、主に福井県において 行う) コロナ禍、最初予定し た公開実験の開催は断念し た が、 摩擦のない装置(および小道具)を会員 スタッフ が協力して製作し、福井県の教育機関(福井県教育総合研究所、鯖江市理科教員部会 )に寄贈した。 ・福井県教育総合研究所: 大型 1 台、中型 1 台、小型 6 台 を 11 月 27 日に寄贈 ・鯖江市理科教員部会: 中型 1 台、小型 3 台 を 11 月 26 日に寄贈(鯖江中央 中 学校に保管) (参考:数年前、摩擦のない力学実験装置に関する特許(5257879号) の 権利が福井大学から 発明 者の 理事長(香川)に譲渡 され た。特許権を所有していることは助成金獲得には有利に働いたと推測 する が、教育現場に普及させるためには、むしろ特許権を放棄した方が良いと考え、この 4 月に特許庁に放棄する 手続き を した。) 3.海外教育支援・ 10 月 21 日、 インドネシア、アチェ州、シャクアラ大学主催のオンライン国際 学会 にて 「摩擦の 」 ない装置を 使った力学・波動実験」と題して 理事長が 50 分間 講演 した。 1 st SEA STEM International Conference 2020 “ Frictionless Demonstration Using Fine Plastic Beadsfor Teaching Mechanics and Wave” Wave”, by Kiichiro KAGAWA (https://www.youtube.com/channel/UCjTqhMOReWjHz2e6MiyfFug/videos で見ることがで き る 4.新聞・ T V で の報道 ・令和 2 年 5 月 30 日、福井新聞の作品展の 欄 に掲載: 「雪の顕微鏡写真展」 ・令和 2 年 10 月 16 日、日刊県民福井 に掲載: 「色 とりどり雪の結晶」 (コピーを添付 ・令和3 年 2 月 1 日、 N HK 福井、ニュースザウルスに投稿 :「 ボタン雪の写真 」 (写真を添付 ・NPO と 行政・企業の連携が重要 であることはしばしば 論じられ て いるが 、今回のプロジェク トのように、 NPO が 助成金を得て、手作りで教材を 製作 し、 学校現場に 提供するのは全国でも珍しい ケー ス と言える 。 NPOふくい 科学学園のホームページ http://fukuikagakugakuen.com/ で は助成金事業の成果 等 を 公開 し ている 。 日本郵便年賀寄付金配分事業 分 では 「 雪の顕微鏡観察ガイドブック」、 や 「雪の結晶写真 集」 などを 参照 。 |